雄蛇ヶ池から外房へ


2009/7/12

高滝湖へ行こうか雄蛇ヶ池へ行こうか
迷った挙句近場の雄蛇ヶ池へ。

東金線の無人駅「福俵」で降りて歩くこと40分。

周囲が歩けるようになっており
岸から投げられる場所が所々にある。

杉の木陰の小道を歩くと涼しく
ウグイスが鳴き「ああ! 来て良かった・・・」

肝心の釣りの方は平水位より50cm以上減水していて
アオコが浮いている。
厳しい釣り。

遠投してみるがラインが沈まない。
フラットボトムのようだ。

あれこれ試してノーバイト。



池の周囲4.5kmなので1時間程度で歩けるが
2時間かけて釣り歩き今回も坊主。

バスは確かに居たし、ボートで出た釣り人が
50cm近いバスを手にボート店の主が記念写真を
撮っている。

うーん・・・難しい。

午前11時になり見切りをつけてとぼとぼ来た道を
歩いて駅へ。ローカル線なので列車が来るまで1時間、
竿を手にしている自分を見て
「釣りをするなら絶対、海がいいですよ!」と声を
掛けられる。

滅茶苦茶調子がいい話でとても信じられないが
まだ12時でこの時間に家へ戻っても仕方ない。
どの道 下調べは要る。
風の吹くまま気の向くまま、兎に角行ってみよう。

駅でバスの乗り継ぎに1時間待ったが
不思議なことに時間を無駄にしたとは思わない。
多くの学生も列車待ちで、ここで暮らす人達は
ゆっくり時間が流れていると実感。

5分おき、長くて15分後には次の列車が来る
日頃の生活からは同じ日本かと驚く。

政治がおかしくなる訳だ。キーボード叩けば瞬時に
地球の裏側まで分かると錯覚するが  
地域格差の実情は画面からは伝わらない。

2時間掛けて到着した海岸線のスケールの大きさに驚く。

学生時代に九州は指宿から北海道は利尻・礼文島まで
旅したものだが九十九里浜のスケールの大きさは  
北海道に匹敵し襟裳岬を思い出した。

「海岸線に延びたテトラ」が見当たらない。
降りたバス停を間違えたか?
みると遥か向こうに見える。

近くに遠近を比較するものが無いため
どの程度の時間掛かるかわからないまま歩く。


到着してシーバス狙いの足元にあるテトラの
大きさに驚く。一般の護岸に見られるテトラとは
まったく大きさが違う。

「滅茶苦茶調子のいい話」の半分は本当で
次回は必要な仕掛けを準備して是非来たい。

(おまけ)
最寄のバス停に到着すると17時を過ぎ、時刻表を見ると
1時間前に最終バスが出ている。駅で時刻表を見た時
1時間に一本だが遅くまであった筈だ。
地元の人に、乗ってきた循環バスのバス停を聞き何とか戻る(汗)


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