琵琶湖の水温と水位 |
南湖の水温情報はこちら |
琵琶湖水位の継続的な変化はこちら |
![]() |
上のグラフを見ていてもわかりませんので南湖平均ではなく湖西と湖東の平均を比べてみますと 湖西の方が高い。(下図) 冬だけ考えれば風裏と寒風にさらされる湖東の違いでは思いますが夏も高いので 違います。推測では南湖の地形を見て北湖から冷水が流入する琵琶湖大橋と放水する洗堰を結ぶと 湖流は東よりに位置するからではと思いますが本当はわかりません。 原因は必要ですが、この結果から言えることが重要で年末や春先に狙うなら湖西である経験と一致 していること。 また水温が上がりすぎる夏は、釣果が湖西で伸びず湖東に分があることと一致します。 しかし最も重要なことは毎年、すべての月がそうとは言えない事です。 |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
上のグラフでは湖東の方が高い月は少なく、殆どの月で湖西のほうが高い値になっていますが、平均ではなく地域別の温度を見てみると 2004年の7月は木浜が高く、2007年は1月、2月、3月とも浜大津は低くくなっています。 平均値では一定の傾向有りますが、平均水温の場所はなく、特定の場所で釣るわけでこれを疎かにすると思ったとおり釣れません。 日照時間、空梅雨、冷夏などの共通条件なら何処も同じ、地形なら毎年同じ傾向のはずが、特定の場所で年により、月によりバラツキがあります。(下図) 推測ですが北湖からの湖流が一様流でなく蛇行するのでは。烏丸半島や北山田が突出した地形となつていて流速が変われば渦流が変わる。 何よりどん深の北湖→滋賀県環境技術研究センターの三次元湖底図 ・・ですら複雑な流れ→滋賀県環境技術研究センターの北湖の流況が存在しますので。 原因はわかりませんが地形や気温以外に水温を支配する要因が存在するようで、この状況が釣れる場所が変わる一因ではないかと思います。 結局考えてみても、成果があったような、ないようなことでその場所を釣りの都度見極めるしかないようです。 |
|
![]() |
![]() |
次に水位で、毎年大きく変動しますが、場所による変動はなく何処で釣っても条件は同じです。 その時に釣り辛い状況か否かです。水位が釣りにもたらす影響は浅い場所で水位が少ないと水温上昇が早いとか、 水が入れ替わらない状況で水質悪化が起きます。 |
![]() |
豪雨や台風で水位が上昇すると水質が改善してウィードは元気を取り戻し、魚は活性化するでしょう。
但し平均水位以下でも放水してすぐ元の水位に戻している場合があります。前回と同じ水位でも水は入れ替わっている場合があること。 右肩下がりの状況は供給する水がないため水質悪化が起きますが、河川からの生活廃水や工場からの汚濁水が水量が少ない場合は更に 水質悪化を顕著なものにするかも知れません。小刻みな変動を繰り返し冬場に水位が下がっていない年は水が入れ替わり釣りやすいはずです。 |
![]() |
![]() |